管理人初・首都圏遠征
kotobuki号・引き取り&みんなに会って観光もしちゃうぞオフ!


…なんか長ったらしいタイトルになってしまいましたが、2004年の1/31〜2/1にかけて首都遠征に行ってきました。
今回はその模様をレポートしたいと思います。


事の始まりは、前回のNORYさん宅急便オフで、「廃車にするんだったら(kotobuki君を)ください!」と言ってしまったのがきっかけでした。
で、NORYさんの新・愛車「ら号(仮名)」の納車日からしばらく経った2/1に、私が東京まで出向いて引き取る事になったのです。


まず、準備をして、持って行く荷物をガレージに納まっている黒VXに積んでおきます。
こうする事でレックスへの荷物を積むシュミレーション(同型車種だから当たり前)になりますし、私のai-3を停めている真横なので速やかに積み込みができるのです。
で、出発する1/30は、まだ大学の講義が残っているためレックスで大学へ。
この時に積んでおいても良いのですが、やっぱり余計な荷物を積んで走りたくないですからね。^^;

そして夕方。
帰宅してすぐ積み込み開始。
タイヤ(雪の心配があったため、kotobuki号用スタッドレスを4本)、東京へ持っていくお土産の箱2個、ガソリン携行缶20L×2、お弁当、トランシーバー、ノートPC、etc…。
まぁ、いっぱい積みました。(笑)
で、レックスの後ろ半分は荷物満載で、若干リアサスが沈み気味になってしまいましたが、何とか搭載完了しました。
流石バンを主体に考えられていた時代の車、乗用の内装になったところで基本的な積載能力は失っていないみたいです。


で、大学の帰りにスタンドに寄って満タンにしてきたので、そのまま出発です。
…でも、出発から数百mのところで財布を忘れた事に気付いて、一度引き返しました。(あぶなかったー。汗)
気を取り直して出発です。


ルートとしては、富山県から岐阜県の高山を通って、長野県のの松本、山梨県の甲府、神奈川県の相模湖の横を通り、東京入りする予定になっていましたので、
まずは山から富山県へと向かいます。
で、ここで富山市から国道41号で神岡→松本と抜けるか、福光町から平村へ抜けて、国道156号で荘川村、158号で高山へ向かう2つのルートが出てきました。
41号はいつも走っている道なので自信がありました。しかし、少し遠いだろうと言う理由で156号使用に決定。
結果、初めて走る道で行く事になりました。

世界遺産である五箇山の合掌集落の横を通って、上平村でトイレ休憩、白川村を抜けて御母衣ダムへと向かいます。
この道は結構走りやすくて、それなりに距離があります。
今回は夜走るので(しかも冬だし)少し味気ない感じですが、夏にツーリングをするのに良さそう。
今度友人たちと行くのに検討してみようかな。(笑)

で、御母衣ダムを過ぎると、若干道幅が狭くなりました。
一昔前のダム周辺はこんな感じの道でした。
そういう意味では、小さい頃に親にドライブにつれて行ってもらった記憶がよみがえって、なんだか懐かしい気分になりましたね。
あ、そうそう。トンネルを走っていたら向こう側にダンプが来て、私のレックスがトンネルを抜けるまで停まって待っていてくれました。
こういう狭い道での譲り合いって、なんだか良いですね。(ダンプの運転手さん、どうもありがとうございました)
荘川村で、お土産の匂いがしてきたので荷物をチェック。別に漏れてるわけじゃなかったけど、なんで匂いがしたんだろう?
そして荘川村を抜けて、国道158号へ。
ここからは1000m級の峠道が何度かあります。

そして、快調に走っていた私ですが、下り坂の途中の異変を発見。
…なんと、道が真っ白でキラキラ輝いています。
そう、路面が凍ってアイスバーン状態になっていました。
すかさず、4速にシフトダウンし、弱エンジンブレーキ&惰性で下って行きます。
バックミラーで後ろを見ると、1台の車がついていて、私の車の後ろは氷の粒が舞い上がってブリザード状態になっていました。
後ろの車には失礼ですが、なんだか綺麗な光景でした。(笑)
そして、坂を下りきって次の峠への登りになったところで、後ろにいた車が追い越しをして行きました。
どうやらパジェロだったみたいです。きっとフルタイム4WD状態にして走っていたんでしょうね。
…そういえば、この時は4WDにしてなかったなぁ。(苦笑)

その後も、いろいろな車が後ろにつきましたが、左ウインカーを出して先に行かせてあげました。
まぁ、そんなに急いで走ってるわけじゃ無いですしね。(笑)

まぁ、そうこうしている内に高山へ着きました。
実は、高山市内を走るのって初めてだったりします。^^;
あれだけ山の中を走った後だと、「あぁ、文明的な場所に出た」とか思っちゃいました。(笑)

でも、そんな高山市ともお別れ。
更に山へ向かって走り、一路松本市を目指します。

松本へ向かって山を登っている時に、オドメーターが66600Kmを超えた事に気付きました。
そういえば、この車に乗り始めてから2回目のゾロ目なんですね。
そうやってゾロ目になる瞬間を気にしながら(笑)、山を登っていきます。
途中で2度目のアイスバーン。
前に雪の中を走っていて、途中で力が足りなくなってシフトダウンしたら、ホイールスピンするだけで登らなくなった経験があるので
今回は素直に4WDを使ってみました。
坂がきついのか、頻繁に3速まで落として走ります。エコランを心がけて走っていましたが、山道だけは別。
回転をあげて、トルクバンドを維持しながら登って行きます。
こうやって平湯峠辺りまで来た時でしょうか。
とうとう、オドメーターが66666.6kmを差しました。
丁度良い非常停車帯があったので、そこに停めて撮影。
最初デジカメで撮ってみましたが上手くいかず、携帯で思いっきり接写して撮影してみました。
11万画素しかなくて、普段使う時は非常に頼りなく感じる私の携帯(ドコモP504iS)のカメラですが、こういうときは便利ですね。(笑)
さて、撮影も終わったので松本へ向けて出発です。

158号線の山頂付近といえば安房峠があるわけですが、最近(と言っても数年前かな)に安房トンネルって言う有料のトンネルがあります。
これを使わなくても昔の峠道を使えば通過できるのですが、冬の深夜にタイトなワインディングを下るのも恐いので、有料道を使ってみました。^^;
ちなみに、軽自動車は600円だったかな。
この安房トンネル内は60Km/h走行が出来るため、峠をそのまま下るよりも若干の時間短縮が出来ます。
そしてトンネルを下りきった所で上高地へ向かう道(冬季閉鎖中)との交差点があるのですが、ここでなんとスリップしました。^^;
ちょっとブレーキングが強すぎたのか、若干姿勢を乱しつつアクセルを踏んで修正。
ワインディング下ってたら大変な事になってたかも…。(汗)

そしてダムの横を走ったりして安曇村を抜けて松本へ。
ここで少し休憩するために、私の地元には無いセブン・イレブンへ。(笑)
こんなことする私って、結構ミーハーなのかもしれません。(意味不明)

ここで缶コーヒーとペットボトルの紅茶を買い、親に運転を替わって貰い助手席でおにぎりを食べました。
ここまで走ってきたので、結構足が痛くなってきていましたが、助手席に座るとなんだか落ち着かない感じ。(苦笑)
なんだかんだ言って、ペダルを踏んでいないと落ち着けない体になってしまったんでしょうか?
松本市内を走って、国道20号を目指して走っていると、なんと父親がエンスト。
普段この車を運転していないので、軽のトルクの無さに慣れていなかったのに加え、荷物で車重が増加していた事もあったのでしょうか。
とにかく、このエンストでナビが再起動、現在位置捕捉まで地図で対応します。(汗)
何とか案内板を見つけ、無事に20号に乗ったところでナビが現在位置を捕捉完了。とりあえず、迷子の危険は減りました。^^;

ここからは、ただひたすら国道20号に乗って東京方面を目指します。
あ、言い忘れてたけど、松本市内に入ってから雪どころか、路面凍結すらありませんでした。
なんか、スタッドレス履いてるのが虚しくなってきます…。
大体、岐阜のアイスバーンにしたって、路面が平らなぶん金沢の圧雪路を走るより楽だったし…。
結局、今回走ってみた感想としては金沢が一番走りにくい!(苦笑)
他の時期に行ってみると、また印象が違ったりするんでしょうけどね。^^;

塩尻での国道の分岐も問題なくこなし、諏訪市も抜けて快調に走ります。
道も広いし、そこそこの速度で走ると非常に走りやすい。
やっぱり太平洋側っていいかも、とか思った瞬間でした。
そういえば、太平洋側の車って綺麗なのが多いですね。
特にトラックなんかを見ていると、日本海側では塩カリを撒いた道路を走ることが多いためか、
サビが浮いてるとか、塗装の艶が無かったりする事が多いのですが、太平洋側では比較的綺麗な車両が多かったように思います。
さて、そうやって助手席から周りの車を観察したりしつつ、甲府市まで走ってきました。
夜だというのにたくさんの電気がともっていて、とても夜景が綺麗でした。
そして、ものすごく広いなという印象を受けました。
金沢なんかだと、バイパスをしばらく走っていると街が終わってしまうのに、かなりの時間走っていてもまだ街が見えましたからね。^^;
そういえば、この街の向こう側に富士山が見えるはずなんですね。夜だったから全く見えなかったのが残念だったけど…。
大月ICの横まで来たとき、なんと道を間違えて高速側のレーンについてしまうというハプニングが。
でも、信号が変わった時に強引に曲がって、国道に復帰できたので良かった〜。(昼だったら無理だっただろうな…。^^;)

どの辺だったか詳しい場所は忘れてしまいましたが、ここから相模湖辺りのところで、大量のスクラップ自動車がありました。
前に京都の辺りをバスで通った時にも、道に車が捨てられていて勿体ないなとか思ったことがありましたが、ここも無造作に置いてありました。
そしてお約束の、レックスの廃車体もありました。
3代目モデルの2気筒版、たぶんコンビのFFグレードのどれかだと思うんですが、道の脇に軽トラと並べて置いてありました。
まだまだ綺麗な感じだったので、直して乗ると面白いんじゃないかな。
そういえば、こういう廃車も日本海側と違って錆が少ないですね。(まぁ、この場合山の方だからだと思いますが)
あと、ハコスカや510ブルの姿も。
でもレストアの準備用でしょうか?かなり無造作な置き方だったようだけど…。^^;
さて、ここまで無給油で走ってきたレックス。ちょっと遠出をする時は信じられないような燃費を示すこの車ですが、
今回も例に漏れず、燃料計は半分ぐらいの場所を示しています。
でも、一応入れておこうという事で、持ってきた携行缶で給油。
しかし、本当に燃料が減っていなかったらしく、全部入らずに少しこぼしてしまいました。^^;
長い距離を走ったために、車体が汚れていた上に、ガソリンをこぼしてしまったのでちょっと情けないシミがついてしまいました。(苦笑)
ま、洗えば落ちるからいいんだけど。

さて、そうやって夜通し走ってきましたが、何とか八王子までたどり着く事が出来ました。
初・首都遠征がこの時実現していたんですね。気が付いたら都内に入ってたって感じでしたけど。
でも、この時点で午前4時。急がないと渋滞で動けなくなってしまいます。^^;
で、ナビで目的地を設定。いざ、NORYさんの自宅付近まで。(笑)
ここからのナビの予想到着時刻は48分後。う〜ん、微妙。
とりあえず、急いで走ってみます。

で、東京都の印象としては「それほど初めてって印象は受けない」ってのが実情でした。
まぁ、西宮も行った事あるし、だいたい大阪の景色も知っているので当然って言えば当然でしょうけど、
金沢の繁華街を広げて行ったらこうなりました、みたいな、それほど衝撃を受ける景色では無かったですね。まぁ、広いとは思ったけど。^^;
でも、車が飛ばす飛ばす。気が付いたら80Km/hで走っている状態なのに、まだ抜かれていきました。(汗)
この辺は、さすがに田舎とは違うんだなぁと思いましたね。Y33セドグロのタクシーも走っていて「あぁ、ハードトップでもタクシーになっちゃうのね」とか思ったりもしましたし。
あと、セルシオとシーマのタクシー率の高さはなんなんでしょう?
MC後の6速化されたセルシオも、フツーにタクシーになってるし。^^;

そうこうして、驚きのラインナップを見ながら、国道20号に別れを告げ環七通りに入りました。
まぁここでも独特の通行区分(真中を走って、内側の分岐に入らなきゃ直進できないのね。^^;)に戸惑いながらも、なんとか目的地一歩手前までたどり着きました。
で、ここでアクシデント。なんと渋滞にハマってしまいました。(苦笑)
結局、渋滞の中で5時になってしまい「あぁ、あと1時間ぐらいかかっちゃうのかなぁ」とか思っていると、なんと工事をしている事が発覚。
これを抜けると、また快調に走り始めました。
…国道20号でも工事してたけど、信じられないぐらい距離が長くって待たされました。
でも、数十mの工事区間でこんなに渋滞してしまう辺り、さすがに都内なんだなと思いました。

で、無事NORYさんの自宅から数百m圏内の所までたどり着けました。


長くなったので次へ。(笑)