長野へ!
スポーツランド信州でダートラ観戦に行くぞ!
という訳で2005年5月1日、青パンダさんの応援…というか、「モータースポーツってどんなんだろう?」と言う管理人に
「練習走行で乗せてあげるからおいで♪」と青パンダさんにお誘いを受けたので、お言葉に甘えてイベントにお邪魔してきました。
で、前の東京行きと違って今回は私一人。
既に若葉マークは取れてるとは言え、免許を取って2年ちょっとしか経っていないので色々心配でした。^^;
そんなわけで、比較的交通量も少ない深夜に出発し、事前にKASさんの所のBBSで聞いた「麓のセブン・イレブン」を目標に出発しました。
さて、この頃のレックスと言えば、既にKotobuki号の遺品を装着しまくって「え?間違い探し?」みたいな状態。
まぁ、長野まで行って石川ナンバーのレックスは居ないでしょうけど、あの色なので絶対に見落とされる心配は無さそうです。(笑)
ルートはいつも通りR359で富山市内まで走り、R41に乗換えで高山へ。
そこから安房峠を越えて長野入りします。
R359〜R41は運転経験の浅い私でもお手の物。
ナビ無しでも問題なく走って行き、特に混乱もなく高山まで着きました。
そうそう、私はR41が結構好きなんですが、やっぱり中学時代にやった車のアーケードゲ−ムに出てきた地形と似ているからでしょうか。
とは言え、途中でグランディスやらディオンやらに煽られました。三菱のミニバンって速いのね。^^;
で、安房峠越えなんですが、前回は雪があったりメーターがゾロ目になったりと色々ありましたが、
今回は特に何もなし。
でも雪が無いとこんなに走りやすいんですね〜。(でもキューブにぶち抜かれた)
ちょっと頑張って走ろうと頑張って踏んでたらそれなりにいいペースに。
…と言ってたら、オービスの真下を速度超過で通過してしまいましたが。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
んで、オービスは気になりますが気を取り直して峠を下ります。
いつも安房峠の長野側はトンネルを使うんですが、いつかはちゃんとワインディングを下ってみたいところ。
でも、いつも夜中に通過するので、チキンな私はいつまで経ってもトンネルに行ってしまいます。(有料だけど仕方ないよね…)
下り終わったらいつもの細い道。
こんな時間でもバスやらトラックやらが来るので怖いです。(ここでもコロナに抜かれた記憶が…)
レックスは小さなボディを生かして楽々すれ違いなんですが、トンネルの壁が迫ってくるのは怖いなぁ…。
松本市まで入った時点で一度道の確認&休憩。
しかし、ナビが古いので起動&位置捕捉が遅く、結局地図でも確認します。
で、上田市の方へ行くので良いのかなぁ(目標地点のセブンは「荒井」って言う交差点にある)と思いつつ、とりあえず出発。
ですが、初めて行く場所なので道がよく判らず不安が付きまといます。(ナビもまだ捕捉してないし)
で、山の方に向かってるな〜と思ったらやっとナビが現在位置を表示。
まぁ、合ってるんだと安堵していたら、なんと先には有料道が。
通った事無いのでいくらかかるか判らないんですが(手持ちも少なかった)、それを通らなければ数十Km迂回しなければならないので、仕方なく直進。
道はどんどん山を登っていき、峠道へ。
「あぁ、こんな場所通ってるぐらいだから有料でも仕方ないのかなぁ…」と思っていると、大きなトラックに追いつきました。
トラックがどいてくれたので、レックスは思い切って加速しトラックを追い越す。(ちゃんとハザードで挨拶もしたよ)
空いてる時間(まぁ、明け方だけど)でもトラックが通ってるほどの有料道だから、やっぱり通るしか無い場所なんですね。^^;
心配していた料金はそれほど高くなく(確か¥400)、まぁ良いかと思える程度でした。(軽だってのもあるんだろうなぁ)
結局どの辺を通ってるのかはよく判りませんでしたが、ナビが順調に荒井交差点へ誘導してくれます。
で、確か国道を走ってれば着くはずだったのに、なんか県道に逸れたなーとか思ってると、なんかどんどん道が細くなっていき
気が付いたら集落の中みたいなところを走ってました。^^;
対向車が来たら嫌だな〜とか思ってましたが、流石に朝の6:00だと車は来ませんでした。(って言うか自分が安眠妨害?)
そうそう、この集落で3代目レオーネのワゴンを発見。普通車を持てたら欲しい車だなぁ…。
で、いつまで走るの〜?とか思ってると、目的地が見えてきました。
何か国道の上にある道から走ってきちゃってたみたいです。^^;
で、とりあえず駐車場に入ってみますが、レックスなんて一台も停まってません。
まだ四号機を見た事無かった私ですが、グレーのVXであることは解っていたので、青パンダさんが着いていない事は判りました。
で、とりあえず店内に入ってみますが…う〜んと悩みながらお菓子を購入。
で、いったん外に出て駐車場の車を見てました。^^;
セレナとかハイエースバン、レクサスエンブレムのアルテッツァなどが停まっていましたが、エボやインプ、インテグラとかのダートラ車両はいませんでした。
やっぱりローダーとかで積んで入場するから、コンビニとかには停まってないのかな〜とか思いつつレックスに戻って鍵を開けていると、
後から近づいてくるグレーのレックス。運転席では手を振っている人が居ます。あー、青パンダさんだ!
で、青パンダさんが私のレックスの横に停め、今度こそ昼食を買いに行きます。(笑
で、買い物後に少し記念撮影。
K11マーチ純正のホイールを履いた四号機。
実は前に転倒してしまっていて、右側面はちょっと痛々しい姿に。^^;
こんな状態になってもガラスは割れなかったとか。意外に大丈夫なもんなんですねぇ。
なお、ドアのサッシが曲がってしまいましたが、手で曲げ直して修正。(笑
この後で、ダートラのイベント会場であるスポーツランド信州へ移動。
場所が解らないので四号機へついていく形で走って、山の頂上付近にある目的地へ。
押さえて走ってくれてるとは思うんですが、やっぱりS/C付きは速い。
後からL200ミラ・ターボが追いかけてきてるのもあり、結構頑張って走りました。
でも、ライン取りが下手なので遅いですね…。後ろから見たらS/C車に見えてるだろうから、余計ヘタレだと思われただろうなぁ。
で、無事に到着しましたが、
青パンダさんが入口の所でなにやら話してるなぁ…と思っていたら、なんと入場料を払っていただいていました。(すみません)
入口の隣にある駐車場に私の車を置いて、四号機でパドック(と言うか準備をする広場かな?)へ。
今回一緒に走るキタキツネさんと、同じく応援の方々(名前を失念。^^; さださんとえびてるさんかな?)は先に着いていました。
周りにはランエボ、インプレッサやミラージュはもとより、ロードスターや180SX、CR-Xなどの峠系車種、インテRみたいなサーキット系もいました。
でも、みんなダートラに出る車両なんですね〜。結構不思議な感じ。(ヴィッツもいたもんなぁ)
軽自動車では、他にアルトワークスがいるぐらいでした。(軽の天敵ストーリア・X4は今回来ていませんでした)
パドックで並ぶ四号機とキタキツネさんのRX−RA。
ドラミを聞いた後はコースを覚えるために歩いてコースを回れます。(完熟歩行)
せっかくなので歩いてみたのですが、土ぼこり防止の為に撒いた水のお陰でヌルヌルな状態。^^;
「転倒する車両が出るかもなぁ…」との分析ですが、確かによく滑りそうな感じがします。
他の部分はカチカチに固まっていたりして、グラベルというよりは荒れたターマックの様相。
ヌルヌル→カチカチでいきなりグリップして体制を崩すのが一番危ないみたいです。
「ここは一番路面が硬いコースなんですよ」と説明されましたが、確かにダートラって言う感じじゃないかも…。
普通ならもう少し砂利が浮いていたりしてグラベルっぽい路面なんだとか。
コースの脇に壊れてしまった車が置いてあったりもするんですが、何故かローバーミニや30ソアラ、果てはプレジデントまでありました。
なんで山奥のダートラコースに埃まみれになったショーファードリブンカーがあるのか…謎です。^^;
下見の後は出走まで暫くまったり。
本番走行の前に練習走行が二本あります。
で、ここで出発前から言っていた同乗走行の話になり、チキンな私はビビリまくり。^^;
でも、せっかくの機会ですから乗せていただくことにしました。(メットもしっかり持っていったんだしね)
四号機の助手席に乗せてもらい、4点ベルトの調整。
助手席のシートは確かノーマルのバケットB形状の物ですが、4点ベルトがあるとなかなか雰囲気が変わります。
で、車内で簡単な説明。
言われてみれば当たり前の事なのですが、転倒時はロールゲージの外が潰れてしまう場合があるので、
ロールゲージは手をかけずに突っ張って押す感じで身体を支えます。
なお、私は左手首を粉砕骨折した経歴があるのであまり力が入らず、右手でドアのグリップを掴んでいました。^^;
また、走行時は窓を閉め切る&送風もカットするので多少暑くなります。(夏は大変そうだなぁ…)
前の車がスタートし、いよいよ四号機の番。
合図が出ると同時にスタート!ってイメージがありますが、実際には自分のタイミングでスタートしていいそうです。
で、合図後に「じゃ、行きますか」の言葉と共にスタート。
…流石にS/C付きの加速です。どんどん加速して初めのコーナーへ。
どうやら軽自動車という事でスピードの乗りが遅いらしいですが、それでも私には迫力満点。
私のレックスが停めてある駐車場したのストレートを駆け抜け、ギャラリーコーナーへ侵入。
ここは比較的広いので助手席的には怖く無いんですが、実は転倒が多い場所らしいです。^^;
ギャラリーコーナーを綺麗に抜け、最初のストレートをもう一度通り、今度は反対側へ。
ここでも結構な加速をして入っていくもんですから、歯を食いしばって耐えてる感じでした。(運転席は余裕がありそうな感じでしたけど…)
コーナーで結構外側まで寄って、しかも路面が抉れてるから傾いて怖かったです。
半ば頃で少し慣れて余裕が出来てきたかなーと思ってたんですが、やっぱり甘かったです。
最後の方でストレートで加速をした後で島みたいな小回りの区間があるのですが、そこの突込みがまた怖い!
ものすごい音を立てて小回りを効かせながら周っていきます。
その島を抜けるとゴールなんですけど、いや〜最後までスリル満点でした。
その後も色々お話を聞いたりしながら走行を見たりして、気がつけばお昼に。
パンにハマっているとか、納豆のおいしい食べ方とか、ラジコンだったりなんだりと色々趣味の話が飛び交います。
そういえばブラットのターボの話が出てきました。私は純正のターボ車って知らなかったですね〜。
さて、午後も本番走行と、お楽しみのドリフト選手権(笑)があります。
で、ドリフト選手権は自分でエントリーするのと、練習走行で上手い人を無理やり指名して強制参加させられる人で構成されます。(笑
そこで最初にデモンストレーション走行をするわけですが、ここで事件が!
思いっきりドリフトアングルつけて入ってくる人とか、箱乗りしたりとバラエティに富んだデモンストレーションなのですが、
初代インプレッサとランエボ3のツインドリフトがありました。
上手〜く併走していてなかなかカッコよかったんですが、ランエボが突如姿勢を崩して土手にアタックしてしまいました。^^;
まぁ、ベコッといったなーとは思っていたんですが、なんとドライブシャフトを破損したらしく走行不能に。(汗
入場はカッコよかったんですが、サファリに引きずられて退場する悲しい結果に。(修復できなかったみたいで、その日はリタイアになったのかな?)
そんな事もありましたが、ドリフト選手権は無事に開催。
ロードスターをオープンで走らせてる選手とか度胸あるなーと思いました。
一番凄かったのが3代目ミラージュセダン(セ・ダンディのCMの型です)。
なんとマイナスアングルをつけてドリフトしてきました。^^;
トランクの方が前に出た状態で滑ってくるのは凄い光景です。でも、ちゃんと立て直してコーナーを抜けていきました。
別の周では思いっきり大外から入ってきてリアバンパーをヒット!
横転するか…と思われましたが、スピンして停まりました。でも、運転席ではちょっと悔しそう。(1本目が凄かっただけに)
で、これも本日のMVP。トヨタ・スターレットGTです。
小山先生だっけ?プロの方がミラージュのドリフトに感化されて「私も出ます!」と出てきたはいいんですが…
さすがプロらしく思いっきり突っ込んで行ったなぁ〜…あれ、外に行きすぎのような…?
あっ!土手に突っ込んだ!跳ね返って反対側に突っ込み…そのままごろっと回転してしまって…
こんな事に…(汗
写真だとちょっと判りにくいですが、よくみるとルーフが歪んでいます。
でも、最初は自走で退場できるだろうとバックしてみたんですが…リアサスが壊れたようでお尻が浮きました。
ここで会場大爆笑!^^;
でも、ちゃんとドアを開けて自力で降りて、会場に向けて手を振っていたのでドライバーに大きなダメージは無さそうです。
やっぱりロールゲージって必要だなぁ…。
「あ〜あ、結構逝っちゃってますねぇ…」
結局サファリに引っ張られて退場。今日は大忙しです。
落っこちたフロントバンパーを回収。
少し上にある土手の窪みがヒットした跡。
その後、本走行を見て表象会に出た所で雨が降ってきました。
ホントはちゃんと片付けもやらないといけないんですが、翌日が大学の講義と言う事で早めに失礼しました。^^;
今度は反対側から下って、新潟県経由で帰ります。
結構くねくねの道を下って、麓の町へ。
そうそう、ここでもレックスを見かけました。(黒のKH4・VXと白のKH4・C-i)
VXは現役っぽい個体で、C-iは廃ガソリンスタンドにいました。^^;
来る時に松本でうちのと同じKH4・ai-3のM/T車も見かけたので、長野はレックスも結構いるのかも。
流石に夕方になると長野市内は渋滞。
ちょっと回り道して避けようと思っていたのに、道を間違えて渋滞の真っ只中にハマってしまいました。^^;
30分ぐらいノロノロ運転をして、アップルラインへ出て快走。そのまま上越へ向けて走ります。
そういえばお土産を買ってなかったのを思い出して上越の道の駅へ。
でも、午後7:00なのに館内には蛍の光が…。^^;
あんまり良いのが無かったし、一応青パンダさんからお土産も頂いていたのでそのまま帰途につきます。
…で、上越からが長かった。
ものすごい眠気に襲われて、途中のセブンイレブンで買い物。
その後暫く仮眠するものの、全然眠気が取れないので仕方なく出発。
とりあえず何かを食べながら走っていると少しマシなので、先ほど購入したお菓子を食べながら進む。
前の車に合わせて走ると結構楽なのでずーっとついて行ったら、ペースが速くなると退いてしまう車がいたり、逆にチギられたり。
仕方ないのでそのまま走るんですが…やっぱり辛い。
まぁ、残り1時間ぐらいの場所まで来ると少し眠気が晴れたので頑張って走りました。
帰りは特に書くこと無かったですね。^^;
ただ、石川県に入った辺りでまた眠気が再発し、最後の数Kmぐらいはほぼ自動運転に。(汗
30秒に1回ぐらい景色が見えてるんですが、どこにもぶつからずにちゃんと進んでました。
しかも、早く帰りたい一心なのかいつもより速度が出てたりして。(爆
いや〜、東京行きの時も最後は危なかったですが、今回もやっぱり危ない事になってましたね。^^;
遠出する時はちゃんとねないとダメだなーって実感しました。
そうそう、そんな状態で帰ったのでしっかり眠れましたし、次の日の講義はちゃんと出られましたよ。
ってか、ゴールデンウィークに講義しなくてもいいじゃない…(そしたらちゃんと仮眠してから帰ってきたのに)
おまけ。
転倒してしまったEP82のその後。
ゴールの先の広場まで牽引されてイベント終了までそこにありました。
ちなみに全損みたいです。^^;(周りから「うちにEPありますよー」って声かけられてました)