さて、ここでは写真を交えて660レックス「ai-3」についてご紹介させていただきます。


まず、お顔。

こうして見ると、最終型のヴィヴィオのNA車や初代インプレッサのC’z系(後期モデル)と似ている顔つきです。
特にインプレッサの方はヘッドライトを横長にして、バンパーの桟を1本にすれば実現可能な気がします。
「まんま〜る顔した」レックスなので、いたる所に曲線が見られます。
それにしても、KG/KN型の面影がほとんど無いんですが…。^^;


次にサイドビュー。

こうして見ると、ボンネットが長くなった以外は550系と一緒ですね。
実際には、リアバンパーも延長されていたりするんですが、ほとんど感じさせません。
ここで思うのが、やっぱり「ちびブリスター」の問題。
フロントフェンダーのホイールアーチと、リアのアーチのデザインが全く違います。
フロントが丸くて、リアが角ばっていると言うのは、同時代のミラと一緒なデザインです。
550系はフロントもリアと同デザインだったので、この辺が違いでした。
こうなってくると、リアハッチ上部のフィンぐらいしか威張れるところがないですね。


さて、お尻です。

この車の場合は、かなり控えめに「SUBARU REX」の文字が入ります。
※通常モデルは、かなり大きくREXと書いてあります。
2気筒モデルからの変更点は、リアハッチ・テールランプ・リアバンパー形状と、見える部分全てに及びます。
このうち、550・4気筒からの変更点はリアバンパーだけです。
つまり、これは4気筒シリーズのスタイルですね。
2気筒車では、リアのナンバー取り付け部がワールドワイド対応(?)なのか、横長でした。
4気筒では、ご覧の通り日本専用デザイン(本当か?)になっています。
テールランプも丸みを帯び、「まんまーるなお尻」となっています。(笑)


ちなみに、外観や外装品の変更を見ると、
H6バルブ→H4バルブに変更(ヘッドライト。660シリーズから)
フロントグリルの追加。(550・4気筒モデル。NA車)
ビルトインフォグランプ用の切り込み。(フロントバンパー。同上)
フロントフェンダー。(各モデル専用。ただし、550・4気筒S/C車と2気筒は同デザイン)
フロントフェンダーのウインカーレンズ。(550・4気筒から変更。四角→丸)
リモコンミラーの電動化。(時期不明。たぶん550・4気筒からだと思われる)
サイドバイザー。(同じく時期不明。2気筒ではサッシュ内側に取り付け、660は外側からかぶせるように付いている)
「OK」ステッカー。(やはり時期不明。2気筒では富士重工と書かれた紙シール。
660ではSUBARU表記のプラスチック系ステッカーになっている)
テールランプ。(550・4気筒から変更。2気筒はウインカー・ストップ/テールランプ・バックランプの順。
4気筒化以降は、写真のタイプ。ちなみに、形状も若干異なる)
リアバンパーのテールパイプ部分切り欠き。(550・4気筒より変更。2気筒では、2本出しマフラーに対応していない。※NA車)
リアバンパーの固定方法。(550・4気筒より変更。バンパー中部のネジ穴が廃止された。ちなみにボディ側にはある)
リアバンパー固定ネジ。(変更時期不明。2気筒では+ネジだが、660では+切込みの入った六角ボルトに変更済み)

…とまぁ、ざっと思いついただけでこれぐらいあります。
まぁ、他にもボンネットの変更やインナーフェンダーの変更、リインフォースメントの追加などいろいろあるんですが
全部書いてるとキリがありません。^^;
ベースは同じ車ですが、細かい変更によって商品力の向上を図っているんですね。

さて次は室内編です。

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