REXをいじってみよう、その2。
ピラーメーター風にタコメーターを取り付けてみよう。


さて、なんだかんだと言って豪華装備のai−3なのですが、残念な事にタコメーターがありません。
ここはM/T車なのでぜひ欲しいところです。


で、2気筒の解体車からメーターAssyを頂いてきて、タコメーターを移植しようと思いましたが、
動作が異なりうまく付きませんでした。(要加工のようです)


で、どうしてもタコメーターが欲しい管理人は別のメーターを移植する事にしました。

まず、中古部品屋で4気筒レックス用のタコメーターを探してもらうという案が出ました。
しかし、コレはいつ出るか、そしていくらかかるか解らないので却下。

次に、量販店で汎用タコメータを買って取り付ける案。
しかし、2万円前後もする割に、両面テープのような物で取り付けるのが嫌で却下。

結局、家にあった余っているタコメーターを流用する事になりました。


で、どんなメーターかと言えば、実は船舶用で6000rpmまでしかないシロモノ。
でも、常用回転域なら測れるだろうということでコレを採用。


次に、どこに付けるかなのですが、意外に場所が無い。
ナビを取り付けたため、真ん中には置けず、それ以上左だと見えにくいので却下。
右はスピーカーの上ぐらいしか無かったのですが、なんだか難しそう。
メーターの上は、邪魔になるのでもちろん却下。コラムの下なんて問題外です。

…となると、やっぱりスポーティアイテムの定番位置、Aピラーに取り付けしかなさそうです。
まず、視認性は全く問題ありません。カッコ良さも、ここにあれば無骨に付けてもある意味OK。(笑)
配線も、インパネの端から引き込めば全く問題ナッシング!
…というわけで、ここからAi-RS計画(当時はai−S計画)は始まっていったのです。


さて、いろいろなサイトで紹介されている通り、タコメーターを動かすためにはイグニッションの−(マイナス)信号が必要で、
これはイグニッションコイルから分岐してくる方法とECU(エンジン制御用コンピューター)から分岐してくる方法の2つがあるのですが、
管理人はECUをいじるのが怖かった為、イグニッションコイルから直接引っ張ってきました。

まぁ、このイグニッションコイルの場所ですが、プラグコードを辿ってディストリビューターまで行き、そこから1本延びている線の反対側までいけばあるので
見つけるのはそれほど難しい事ではないと思います。


太いコードが刺さってる箱みたいなのがイグニッションコイル。
私のレックスでは黄色に黒ラインの線がイグニッション−の線なので、ここから分岐させています。

で、そこから分岐してリード線のようなもの(今回はさっきの薄緑の線)を車内側に引っ張り込んで(エンジンルームの中にゴムキャップみたいなのがあるので、そこから入れてください)
タコメーターを付ける位置まで持ってきます。
そして、普通に配線すればOK。(普通なら説明書が付いてるはずです)
まぁ、照明とか、駆動電源とかも繋がないといけないのですが…。^^;

しかし、今回は船舶用。説明書なんてとっくに欠品してました。(爆)
でも、配線は判るので設置方法です。
私の場合、スポーティにするためにAピラー(運転席のドアと正面のガラスの間にある柱)に付ける事にしています。
で、レックスだとガラスはゴムで押さえているだけなので、これとドアの所のモールで挟み込んで固定しました。
その為にステーも作ってみましたが、これは省略。(説明する事も無いほど単純なシロモノなので。^^;)
で、いきなり完成です。(ぉい)


『めいど・いん・じゃーまにー』な一品。(笑)
ドイツはVDO社製のタコメーターです。(でも船舶用…)
船舶用エンジンは、さほど高回転まで回さないので、6000rpmも刻んであれば十分なのに対して、
このレックスのエンジンはレブリミットが8100rpmなので、全然足りてません。^^;
(レッドゾーンすら7500rpmですし…)
でも、スポーティになったのでOK!(笑)


どうです?なかなか良いと思いません?
配線はインパネに挟んで、運転席からは見えにくいようにしています。
実際、運転中はほとんど気になりません。
視線移動も少なく、かなり実用的な配置だと思います。
あと、S15シルビアにも負けない雰囲気がGood!(謎)

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